HOME > 法人本部

法人本部

最新のお知らせ

一覧を見る

経営理念

 一人一人の個人は、父母、それぞれの祖父母、そしてまたそれぞれの曾祖父母と遡っていけば、それぞれの個人が奇跡的な運命の下、この世に"生"を受け今を生きています。だからこそ一人一人の個性があり、次につなぐ希望があります。十人十色・百人百様の個性を認め合い、どのような時代にあっても秩序ある社会を協力して創りあげなければなりません。人は一人では生きられません。どんな人にも生まれた意味と役割があり、家族・地域・社会の一員として生活する義務もあるのです。

 誰にとっても安心できる場所をもち、自立した生活を一人でも多くの家族や仲間と実感でき、互いに助け合って幸せに暮らそうと努力することが求められています。

 自分を律することで本当の優しさが生まれ、一人では生きていけないという謙虚さを人への感謝に変え、"みえないもの"への恩に報いる生き方をしたいものです。

 私たちの法人の経営理念を定めるにあたっては、公共性・公益性・透明性を担保に、先駆的・開拓的な取り組みを担う常に前を向く姿勢を堅持することを確認し、法人が存し事業所が展開する地域の声に真摯に耳を傾ける努力を惜しまないことです。この福祉の仕事は、"一人ひとりの人を大切に育む"という文化を発信しています。

(1)経営理念

一、安心で自立した事業継続
一、地域への"恩返し"

(2)運営理念

自由と平等を旨に
一、 夢を共に追う仲間として
  人としての未知なる可能性を信じ、互いに助け合います。
一、 暮らしの場所として
  清々・伸び伸びと安心して暮らせる地域を創ります。
一、 社会資源の一つとして
  いつでも誰でも、気軽に利用できるサービスを提供します。

(3)基本方針

法人の原点について

 当法人の原点は、昭和62年4月宇都宮市竹下町の河原、飛山城址下の旧飛山観光センターの跡地を借用し、無認可ながら開設した障碍者福祉作業所に求めることができます。県公務員として福祉畑を歩んできた二代目理事長となる「直井 学」がその妻と二人三脚で無償・無料の作業所を始めたのでした。

 当時、養護学校卒業後の行き先のない知的障害の方を中心に、送迎・作業・レクレーション・外出など穏やかな時間の中また自然豊かな環境で楽しんでおりました。すると、どこの施設でも受け入れてもらえない意思疎通の難しい方や登校拒否から長く引きこもりになっていた方が訪れるようになりました。近所の一人暮らしの老人、大怪我から仕事に戻ろうとする大工さん、遠くは茨城県からも利用される方がやってきました。

 「直井 学」はそれまでの経験から、人権を最大限に尊重し行動の規制をしない、急がせたり声を荒げて怒ったり口頭で様々なことを教えたりしない、やって見せ一緒にやってその後は優しく見守るという姿勢を貫きました。知的障害者に限定せず、来たいという人は拒まず自由な雰囲気を大切にしていました。

 そして、「住む」「働く」「遊ぶ」の三つの柱で利用者とその家族そして地域の皆さんと共に、安心と夢を享受できるように社会福祉法人の設立を目指しました。また、人材が法人の命であることを強く認識し、人間性豊かで探求心のあるスタッフを育てたいと考えておりました。

 「直井 学」の口癖は、謙虚であれ、仕事は常に前進だ、自由を大切にでありました。

 初代理事長の「直井茂吉」は、"地元に恩返ししなさい"と言っておりました。

法人設立から20年

 平成4年「社会福祉法人飛山の里福祉会」が設立され、平成5年4月「直井 学」の妻の実家から寄付された土地に知的障害者入所更生施設「真岡ハートヒルズ」が開設され運営が始まりました。

 「直井 学」より、一つには入所された30人の方全員のグループホームを主とした社会復帰を目指しなさい。二つには毎年地域生活を支える新しい事業を起こしなさい。という二つの方針を受け、自活訓練・グループホームや相談事業、重症心身障害児者通園事業等を展開しました。この期間が知的障害者の"住む場"整備の主なところです。平成13年からは、"働く場"整備に中心を移し、公設民営の複合施設「宇都宮市泉が丘ふれあいプラザ」を受託運営し、15年には「ハート二宮」を開設、18年には「飛山生活センター」を法内施設化し「ハート飛山」を開設、翌年法人本部を移転しました。これに伴い、19年に法人本部横に地域交流センター「絆館」をオープン、南側のグランドと併せ清原地域の皆様を主に無料開放を始め、"遊ぶ場"の整備にも着手したところです。

 法改正や種々の地域生活を支える事業の展開を経て、平成24年6月に法人設立20周年記念式典を挙行し、「真岡ハートヒルズ」内に記念碑を建立しました。

次なる未来に向かって

 少子高齢化の急進は、利用者とその家族そしてスタッフとその家族にとっても切実な問題となり、生活・暮らしにグローバル化やIT化、多様な価値観の台頭等が急激な変化をもたらしています。社会福祉法人の主たる役割は、法制度に沿った福祉サービスの提供ではなく、それを土台として上でその地域の実情とニーズに合わせて、種別の垣根を越えたり制度の狭間にある方への支援策を創りだすことが求められています。そして、まちづくり・地域おこしの橋渡し役、これからのコミュニティーや暮らし方提案型の新たな役割が強く求められていると言えます。

 平成26年12月、新しいコンセプトによる法人初の特別養護老人ホームを核とした共生型医療福祉複合施設「田井の里」を開設しました。更に建物とスタッフ、地域の資源を生かしながら充実を図ってまいります。

 次は、法人本部がある宇都宮市清原地区での夢のあるプロジェクトを立ち上げます。

(4)スタッフとしての心構え

 法人の財産は、スタッフの皆さんそのものです。自分自身を磨き、同じスタツフと協調・協同し、仕事の質と共に自分の人生をより高められることを願います。仕事は、目的と目標を明確にし、常に前進させるものです。

 支援・介護にあたっては、いつも笑顔で丁寧で優しい言葉を遣ってください。

 人に対しても自分に対しても"謙虚"で
   毎日新鮮な気持ちで利用者・スタッフに向かい
      常に前向きに探究心と創造力を働かせてください。

(5)支援と介護の姿勢

 法人の原点で述べたとおり、人権の最大限の尊重が利用者に向かう基本姿勢です。その上で
 ・「人生を共有するパートナーとして」
 ・「自らが手本を示し、一緒にやってみて、そして優しく見守る」
 ・「すべての人に、自立に向けた支援であり介護である」
 という姿勢を堅持ください。

(6)私たちのフィールド

 スタッフの皆さんの活躍の場は、大きな広がりを持っています。
 ・「医療との連携」
 ・「地域づくりへの参画」
 ・「人財の育成」
 一人一人を大切に育む文化の可能性は無限大です。スタッフの人生のキャンバスに色鮮やかで清新な夢を描いてください。

沿革

昭和62年 4月 ・宇都宮市竹下町に無認可ながら障害者福祉作業所「飛山生活センター」を開設する
平成 4年 5月 ・社会福祉法人飛山の里福祉会の設立認可
5年 4月 ・知的障害者更生施設「真岡ハートヒルズ」開所
・宇都宮市から飛山生活センターへの運営費補助が認められる
7年 11月 ・真岡ハートヒルズ独自で自活訓練開始する (真岡市京泉)
8年 4月 ・法人第1号のグループホーム「あかば荘」開設 (市貝町)
9年 6月 ・法人第2号のグループホーム「麦の穂」開設 (益子町)
  10月 ・知的障害児(者)地域療育等支援事業開始 (県東・央地区)
・重症心身障害児(者)通園事業B型事業開始
11年 4月 ・県単地域生活ホームB型「松原荘」開設 (宇都宮市竹下町)
  10月 ・法人第3号のグループホーム「松原荘」開設 (県単事業から振替)
・法人第4号のグループホーム「メロディハウス」開設 (宇都宮市上籠谷町)
12年 4月 ・県東地区障害者生活支援センターを真岡ハートヒルズ内に開設
  10月 ・法人第5号のグループホーム「竹下荘」を開設 (宇都宮市竹下町)
・知的障害者生活支援事業開始
・宇都宮市より13年4月からの泉が丘作業所の運営及び13年11月からの仮称「泉が丘ふれあいプラザ」の運営委託の内示を受ける
13年 4月 ・宇都宮市泉が丘作業所の運営を受託し、業務を開始する
  10月 ・法人第6号のグループホーム「並木荘」開設 (真岡市並木町) 後に名称を「パレット」に改称する
  11月 ・公設民営の複合施設「宇都宮市泉が丘ふれあいプラザ」開設
 (身体障害者授産施設ワークス茜 20名)
 (知的障害者授産施設ワークス碧 50名)
 (障害者デイサービスセンター  15名)
14年 4月 ・障害児育成支援事業開始 (1日あたり10名)
・法人第7号のグループホーム「かおる」開設 (真岡市下籠谷町)後に名称を「ピープル」に改称する
  10月 ・障害児(者)地域療育等支援事業開始 (宇都宮市圏域を担当)
15年 4月 ・知的障害者通所授産施設「ハート二宮」開所 (定員20名)
・真岡ハートヒルズ居宅介護センター開所 (障害児・者)
・真岡ハートヒルズ居宅介護センター飛山出張所開設 (障害児・者)
  11月 ・障害児(者)ホームヘルプ養成講座(上乗せ)を開講 以後2回開講
16年 4月 ・居宅介護センター「飛山出張所」を廃止し宇都宮市西川田本町にホームヘルパーステーション「ふれんず宇都宮」を開設 ・「ハート二宮」が定員25名に変更
  5月 ・真岡ハートヒルズ居宅介護センターを廃止し、真岡市京泉にホームヘルパーステーション「ふれんずもおか」を開設
  7月 ・「ふれんず宇都宮」で単独型短期入所事業を開始(定員:日中受入5名・宿泊2名) ・「ふれんずもおか」と同一建物内で、単独が単独型短期入所事業「はーとちっぷる」開始 (定員:日中受入6名・宿泊2名)
  8月 ・法人第8号のグループホーム「ミユキ」開設 (宇都宮市御幸本町)
  9月 ・泉が丘デイサービスセンターの定員枠が20名となる
  10月 ・グループホーム「ミユキ」と同一建物内で単独型短期入所事業開始(定員:日中受入3名・宿泊3名)
17年 4月 ・「ハート二宮」が定員30名に変更
  5月 ・「ハートヒルズ診療所」開設 (真岡市西田井)
  10月 ・とちぎリハビリテーションセンター内のレストラン業務を栃木授産振興センターより委託を受ける。「レストランハーモニー」
  12月 ・「宇都宮市泉が丘ふれあいプラザ」宇都宮市より指定管理者として指定を受ける  (平成18年4月1日~平成21年3月1日)
18年 3月 ・「ミユキ」単独型短期入所事業を廃止
・グループホーム「竹下荘」「メロディハウス」を廃止
・「はーとちっぷる」単独型短期入所事業を廃止
・「ふれんずもおか」ホームヘルプ事業を廃止
  10月 ・ふれんず宇都宮を新体系事業所に移行(居宅介護・重度訪問介護・行動援護・重度障害者等包括支援) ・グループホーム6箇所(ピープル・あかば荘・麦の穂・松原荘・ミユキ・パレット)を 新事業体系に移行  「一体型共同生活介護・共同生活援助定員29名」代表共同生活住居を
 「ピープル」とする
・泉が丘デイサービスセンター廃止し、地域活動支援センターを開設(定員15名) ・指定相談支援事業所「サポートセンターきりん」を開始
  12月 ・飛山生活センターを廃止し、「ハート飛山」を(生活介護・就労移行支援)新事業体系として新たに開設
19年 4月 ・法人本部を竹下町(ハート飛山内)に移転
・「宇都宮市泉が丘ふれあいプラザ」を新体系事業所に移行(生活介護45名・就労移行支援15名・就労継続支援B型10名)
  5月 ・飛山交流センター「絆館」オープン(宇都宮市竹下町)
  6月 ・GH・CH「パッレト」を廃止する
 (一体型共同生活介護・共同生活援助定員25名に変更)
  12月 ・ケアホーム「スイートピー」開設 (宇都宮市竹下町)
・ケアホーム「綿花」開設(真岡市西田井)
 (一体型共同生活介護・共同生活援助定員35名に変更)
20年 4月 ・「ふれんず宇都宮」を竹下町に移転
・「ふれんず宇都宮」短期入所事業を廃止
  12月 ・「宇都宮市泉が丘ふれあいプラザ」指定管理者として指定を受ける
 (平成21年4月1日~平成26年3月31日)
21年 1月 ・ハートヒルズ診療所を竹下町に移転
  4月 ・「宇都宮市泉が丘ふれあいプラザ」
 就労移行支援定員10名、就労継続支援B型定員15名に変更
・「ハート飛山」就労移行支援を廃止し、就労継続支援B型(定員10名)で新たに指定 ・一体型共同生活介護・共同生活援助定員30名に変更
・「真岡ハートヒルズ」日中活動棟新築
・「ハート二宮」作業棟新築
  7月 ・「ハート二宮」新事業体系に移行
 (生活介護24名、就労移行支援6名、就労継続支援B型10名)
  8月 ・「ハート二宮」生活介護定員20名、就労移行支援定員10名に変更
  9月 ・第1号職場適応援助者助成金認定
22年 4月 ・障害者就業・生活支援事業受託 (宇都宮圏域)
・ジョブサポーター事業受託 (宇都宮圏域) *平成23年度までの事業
23年 4月 ・「ハート二宮」就労移行支援事業を廃止し生活介護定員25名、就労継続支援B型定員15名に変更
24年 4月 ・法改正により重症心身障害児(者)通園事業修了に伴い 「はーとらんど」生活介護定員5名、児童発達支援事業定員5名、放課後等デイサービス定員5名の指定を受ける ・「サポートセンターきりん」 特定相談支援、障害児相談支援、一般相談支援として新たに指定を受ける ・「サポートセンターきりん」「宇都宮圏域障害者就業・生活支援センター」を宇都宮市内で一つの事務所内に設け、相談支援課としてスタートする
  5月 ・「ハート二宮」就労継続支援B型定員20名に変更
  6月 ・法人創立20周年記念式典を執り行う
・法人創立20周年に合わせ、真岡ハートヒルズ敷地内に記念碑を建立する
  11月 ・「ハート二宮」生活介護定員30名に変更
・真岡市老人保健福祉施設整備事業者として決定を受ける
 (ユニット型小規模特別養護老人ホーム)
 あわせて、共生型医療福祉複合施設として計画を進める
25年 7月 ・共生型医療福祉複合施設「田井の里」着工
  12月 ・「宇都宮市泉が丘ふれあいプラザ」指定管理者として指定を受ける
 (平成26年4月1日~平成31年3月31日)
26年 12月 ・共生型医療福祉複合施設「田井の里」開設
28年 10月 ・プチ・マルシェきよはら開店
 (清原地区の福祉施設と農家との連携した店舗)
30年 4月 ・基幹相談支援センター事業運営開始(真岡市からの委託)
  12月 ・「宇都宮市泉が丘ふれあいプラザ」指定管理者として指定を受ける
 (平成31年4月1日~令和6年3月31日)
令和 1年 10月 ・障害福祉サービス事業所兼地域コミュニティ拠点施設「そうそう長沼」開所
    現在に至る

ページトップへ